羽毛布団の羽毛の適正重量についてしっかりと理解しよう

羽毛布団_適正重量

羽毛布団をお探しされている際、「羽毛重量◯割増し」などといった売り文句を見かけたことはないでしょうか?

実は、こんな売り文句を見つけた場合は注意が必要なんです。
今回は、意外と注意が必要なサイズ別の羽毛の適性重量についてのお話です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

羽毛布団の羽毛の適性重量は、どれくらい?

はじめに、羽毛布団の中綿となる羽毛の適性重量(冬用)は下記の通りとなります。

冬用羽毛布団の羽毛の適性重量
  • シングル:約1.1〜1.3kg
  • セミダブル:約1.4〜1.5kg
  • ダブル:約1.6〜1.7kg
  • クイーン:約1.9〜2.1kg

 ご注意いただきたいこと

上記の重量に側生地の重量は含まれていません。

上記でご紹介している重量は、羽毛布団の総重量ではありません。
羽毛布団の総重量は、中綿(羽毛)+側生地となりますが、上記の数値に側生地の重量は入っておりません。

詳しい側生地のお話はこちら

こんなに簡単だった!羽毛布団の側生地の選び方
羽毛布団を選ぶ際にとっても重要な要素の1つである側生地。 どんなに中綿の羽毛が高品質だとしても、それを包みこむ側生地が悪い...
上記は、冬用の羽毛布団に充填する中綿の適性重量です。

ご存知の方も多いかと思いますが羽毛布団には、季節・気温に使い分けることができるよう4つの種類があります。

詳しくはこちら

季節や暖かさにより使い分ける4種類の羽毛布団
みなさんは、羽毛布団が季節によって使い分けができるよう4種類の厚さが存在することをご存知ですか? 今回は、季節や暖かさにより使い分...
4種類の羽毛布団

一般的に私たちは、冬用の羽毛布団を羽毛布団と呼ぶ傾向にあり、流通量もこの冬用が一番です。こちらの記事でも、この冬用の羽毛布団を前提にお話をさせていただきます。

なんで羽毛重量を確認する理由があるの?

羽毛の重量をしっかりと確認する理由。それは、羽毛重量を知ることにより、羽毛の品質を知る手がかりを得ることができるからです。

とても簡単に「良い羽毛」と「悪い羽毛」の違いをご説明するとすれば、下記のようになります。

「良い羽毛」と「悪い羽毛」の違い
・良い羽毛:1つ1つが大きく弾力性がある。
・悪い羽毛:1つ1つが小さく弾力性がない。

みなさんは、「羽毛布団にはできる限りの羽毛が充填されているべき」だと思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。

羽毛量が多いと当然ながらボリュームがあるように見え、一見温かそうな印象を受けます。
しかし、過度に充填された羽毛布団は睡眠中フィット感が悪くなり、体と布団の間に隙間ができてしまい保温性が下がります。さらに、温度調節がうまくいかない、通気性が悪くなりムレを生じる、重くなりすぎて寝苦しさを感じるなどの問題が発生する恐れがあります。

つまり、羽毛を必要以上に充填することはあまりいいことではないのです。

なぜ羽毛を必要以上に羽毛を充填する必要があるのか?

羽毛を必要以上に充填する理由、それは適性重量の羽毛では羽毛布団がふっくらしないからなのです。

なぜ、ふっくらしないのか?それは、羽毛が良い羽毛ではないからなのです。

先ほど「良い羽毛」と「悪い羽毛」の違いでご紹介したように、良い羽毛は1つ1つが大きく弾力性があるので適性量でしっかりと羽毛布団がふっくらし、軽く保温力抜群の羽毛布団が出来上がります。

悪い羽毛は、適性では羽毛布団がしっかりと膨らまないため余計の充填する必要があるのです。そして、質の悪い余計な重量となった羽毛布団はまったく温かさを発揮することがないのです。

粗悪品は羽毛の量を多くして偽のかさ高を演出

上質な羽毛というのは、1つ1つのダウンが大きくしっかりしているため、少量でも十分なかさ高と暖かさを与えてくれます。

一方、品質の悪い羽毛の場合、通常の適正量の羽毛では保温性も低いですし、かさ高もしっかり出ません。そこで見た目を通常のふかふかの羽毛布団に見せるために、羽毛の量を増やす為に重量が増えてしまうのです。

上質な羽毛布団は、手で押した後ゆっくり開く

高品質で適正重量の羽毛布団は、手の平で下へ押して上に離すとゆっくりと時間をかけて元の形に戻ります。

一方、適正重量以上に充填された羽毛布団は手のひらで押さえた時に厚みを感じることができますし、反発力も強く感じられます。一見すると、適正重量以上に充填されたボリュームのある羽毛布団の方が、良い羽毛布団に見えてしまうかも知れません。

そして、お店によってはあたかもそのボリューム感が売りであるかのように宣伝しているところがあります。

これをお読みになった方は、ぜひご注意ください。

上質な高級羽毛布団というのは、反発力は強くないものなのです。

羽毛は、適度なスペースを持ってこそ、その保温性と通気性を発揮出来るものですし、体をしっかりと包み込むフィット感をもたらしてくれるのです。

実は、良いダウンを使用している羽毛布団ほど、重量が少ない傾向にあります。その理由は、ここでご紹介したようにダウン1つ1つが大きいため必要以上に充填をする必要がないこと。そして、ダウン1つ1つの機能を阻害しないようにするためなのです。

適量の重量よりも少ない充填の羽毛布団は、ダウンパワーが450dp以上の超高級羽毛布団などにある傾向があります。そう言った羽毛布団を見かけた際も、ここでご紹介したことを思い出されてみてください。

一見、重量が重いほど良い商品に見えがちな羽毛布団ですが、実はこんな落とし穴が隠されているのです。

羽毛布団の重量について知ると、もっと羽毛布団の選びきっとうまくいくはずです。
ぜひご注意して羽毛の重量をご確認されてみてください。

 適性重量のおすすめの羽毛布団はこちら

ポーランド産 ハンガリー産 ウクライナ産 ロシア産

シングル セミダブル ダブル クイーン キング

西川すべて 西川産業(東京西川) 京都西川 西川リビング 山甚物産 ロマンス小杉

3万〜5万円 5万〜10万円 10万〜20万円以上

合わせて読みたい
冬用の羽毛布団を選ぶときに確認したい10のこと。
羽毛布団を購入する場合、一般消費者として、私たちがお店側から得ることができる情報と言うのは、とても限られています。しかし、限られた情報で...