単刀直入にいいます。
レイコップでダニ退治はできません。
レイコップでダニの駆除をお考えだった方は、ぜひ一読下さい。
皆さんがレイコップに期待していること
ダニ対策でレイコップにご興味をお持ちの方がお考えされていることは大きく分けて以下の2つに分けることができます。
- 布団の中にいる生きたダニを死滅させたい
- 生きたダニを布団から吸引したい
ここでのポイントは、生きたダニと点です。
皆さんは、レイコップが生きたダニに対して効果的であると思いの方が多いかもしれませんが、残念ながらレイコップは生きたダニに対してなんの効果もありません。
『ちょっと待って!レイコップの最大の売りである紫外線照射でダニを死滅できるでしょ?』
と、お考えだった方もいるかも知れませんが、こちらも残念ながら、レイコップの公式サイトのどこを見てもダニを死滅できるとは一言も書いていません。
また、紫外線当てることにより、除菌・殺菌を行うとの文言を見かけますが、どれほどの効果があるかは怪しいところがあります。
ここまで見ると、レイコップ批判としか見えないかもしれませんが、皆さんにご理解頂きたいのは生きたダニに対して効果がないのはレイコップだけではなく、その他のふとんクリーナーや家庭用掃除機すべてに言えることなのです。
要するに「生きた」ダニを退治したり吸引できる掃除機はこの世に存在しないのです。
通常約0.2mmダニというのはそれほどタフで、駆除するのって本当に大変なんです。
では、どうすればダニを死滅させることができるかと言えば、方法は3つです。
ダニを駆除する3つの方法
- ダニを駆除する3つの方法
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- 布団を天日干しする その後、しっかりと吸引
- 布団乾燥機を使用する その後、しっかりと吸引
- 布団を丸洗いする(お布団のクリーニング)
お布団のクリーニングについては、以前の記事にてご紹介しておりますので、こちらでは1.布団の天日干しと2.布団乾燥機の使用についてご紹介致します。
布団の天日干しと布団乾燥機について
ダニを死滅させる方法それは、50度以上の環境を30分を維持することです。そのような条件を満たす方法は天日干しか、布団乾燥機ということになります。
- お布団の天日干しについて
- とってもお手軽にできるのがこの天日干し。しかし、先ほど申し上げたように、ダニを死滅させるためには50度以上の環境をつくりだすことが必要です。夏の時期の天日干しであれば布団の表面温度は50度を越えますが、冬は温度が下がりますから効果は低くなりますので、つねに天日干しが出来る訳ではないのが難点です。
- 布団乾燥機の使用
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外で天日干しができない時期や、外の排気ガスなどが気になる方におすすめなのが、布団乾燥機です。季節や天候を気にせずダニ駆除を行うことができるだけに、定期的に使用してダニが繁殖しない環境作りを心がけましょう。
注意したい点としては、布団乾燥機を使用することにより湿気が発生し易くなりますので、窓を開けて湿気を逃がしてあげたり、除湿器を使うなどするといいでしょう。参考 お布団のダニ退治に布団乾燥機がおすすめなワケハウスダストの吸引に活躍する布団クリーナー
さて、布団のダニ退治は天日干しか、布団乾燥機を使用だけで終わりではありません。
ここで終わってしまうと、布団の中にダニの死骸や、フンなど“ダニアレルゲン”と呼ばれるハウスダストアレルギーの原因物質を残したままの状態になってしまいます。
ダニのいないクリーンな布団にするには布団に付着しているハウスダストをしっかりと取り除く必要があるのです。
よく布団を干した後に布団たたきでホコリを出している方がいますが、これは布団の繊維や側生地を痛めてためおすすめはしません。
特に、羽毛布団の場合は側生地に穴が開き吹き出しの原因ともなりますので、絶対にやってはいけません。ではどうすればいいかと言うと、ここでようやくレイコップなどのふとんクリーナー・掃除機の出番なのです。
ふとんクリーナーは、生きているダニを吸ったり殺したりするというよりも、ダニの糞や死骸などのハウスダストを除去するためのものとしてお考え頂いた方がいいかと思います。
ですので、すでにレイコップをお持ちの方であれば、天日干しか、布団乾燥機の後にご使用されるといいかと思います。
これからふとんクリーナーの購入を検討されているのであれば、当サイトでは吸引力でそれに勝るダイソンのクリーナーをおすすめしております。
吸引力で勝るダイソン
よく布団クリーナーとしてレイコップとダイソンの比較がされているのでご存知の人も多いかと思いますが、布団クリーナーとしてもっとも大切なポイントである吸引力では、ダイソンがレイコップを含め他の布団クリーナーに比べて勝っているのです。
ダイソンは、(レイコップに比べて)若干音の大きさが気になる、布団に吸い付いてしまうため慣れるまでに苦戦するなどの若干のデメリットはありますが、吸引力があるので時間が短縮できる、また、軽くてコードレスなので、使用に場所を選ばない、など利点もたくさんあり、なによりダニの駆除を考えた上で選ぶとするならばダイソンがおすすであることは間違いありません。
よろしければ参考にされてみてください。