京都西川の歴史とこんな羽毛布団には注意

西川のお布団
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京都西川ロゴ
西川グループの主力羽毛布団メーカー3社の内の1社である京都西川。
今回は、この京都西川について詳しいご説明と京都西川の中でもおすすめの羽毛布団であるローズ羽毛ふとんについてのお話です。

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京都西川の歴史

京都西川の開設は寛延3年1750年

西川の源流は1566年。当時は、『西川甚五郎商店』と呼ばれていましたが、京都西川はその西川甚五郎商店の京店(京都)として、寛延3年1750年に開設がされています。

とっても古い歴史がありますね。

さらに詳しい西川グループのお話はこちら

丸わかり!ふとん王国西川グループ400年の歴史
羽毛布団選びや寝具選びでおすすめとしてよく聞く、『西川』、『西川ブランド』、『西川グループ』という名前。でも、西川と言う名前をもつ会社を調べてみると西川産業、西川リビング、京都西川など、とてもたくさん出てきます。よくよく調べてみるとそれぞれ...

現在は、西川産業の孫会社にあたる

先ほど、京都西川は、西川グループを代表する羽毛布団メーカー3社の内の1社であるとお伝えしましたが、現在のグループの位置関係でいいますと、この3社は横並びではなく、西川産業の孫会社にあたります。

株式の持ち合い関係で言いますと、京都西川の大株主は、日本橋西川ビル㈱となっており、この会社も西川グループ関連の会社です。(日本橋西川ビル㈱は、布団メーカーではありませんが。。)
そして、その日本橋西川ビル株式会社の株を100%保有しているのが、西川産業となるのです。

イメージで言うとこんな感じです。

西川産業:実質的な西川グループトップ

日本橋西川ビル㈱:株式の100%を西川産業が保有:

京都西川:日本橋西川ビル大株主

このように書きますと上下関係があるように見え、また西川産業の方が、羽毛布団メーカーとしてランクが上であるかのように感じてしまうかも知れませんが、そんなこともありません。

西川産業、西川リビング、京都西川の関係

3社はいい意味で横並びな関係であり、それぞれをライバルとして意識しながらも各社特徴的な商品を開発することで羽毛布団業界を羽毛布団業界を盛り上げているかのようにみえます。

それは、西川産業は東京に、西川リビングは大阪に、そして京都西川は京都に、本社を置き棲み分けを行っていることからも分かります。

特に、京都西川の「ローズ羽毛ふとん」ラインに関しては、この3社の中でもトップの品質とも言われています。

その理由について、後ほどご紹介いたしますが、その前に京都西川でもちょっと注意が必要な羽毛布団についてご紹介いたします。

こんな京都西川の羽毛布団には注意

羽毛布団メーカーとして知名度の高い京都西川ですが、これも京都西川製なのと目を疑うような羽毛布団も販売されていたりします。

以下に、注意すべき点としてご紹介していきます。

こんな京都西川の羽毛布団は注意!!

以下に、京都西川として販売されているけれど、注意が必要な羽毛布団のポイントについてご紹介します。

製造国が中国

製造国は日本であるべきです。
その大きな理由の1つに羽毛の洗浄にあります。羽毛の洗浄不足は、羽毛の品質低下や臭いの元となったり、衛生面にも悪影響をもたらします。

日本の羽毛洗浄の技術は世界トップクラスと言われておりますし、日本羽毛製品協同組合でも羽毛の洗浄度に関してしっかりとした基準を設けています。

日本人は衛生面や臭いなど他国よりも敏感な感覚を持つと言われています。製造が日本である羽毛布団を選ぶことは、羽毛布団選びに失敗しないための管理であることは間違いありません。

中国製の羽毛布団のお話はこちら

中国産の羽毛布団ってやっぱり注意が必要?
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ダウンパワーが400dpに満たない
ダウンパワーとは
ダウンパワーとは、羽毛がどれだけふわふわしているか、どれほどの保温性を持っているかを数値化したもののことをいい、dp(㎝3/g)の記号を使います。
参考 ダウンパワー・dp(㎝3/g)は、米国、欧州、中国、IDFBなどの試験法に用いられているフィルパワー(inch3/oz)に換算できます。

300dpなどといったダウンが存在していますが、冬用の羽毛布団として購入される場合は、390dp以下では保温力に不安があります。当サイトでは、400dp以上の羽毛布団をおすすめしております。

詳しいダウンパワーに関するお話はこちら

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ダウン率が90%に満たない

羽毛布団の中綿は、羽毛(ダウン)とフェザーで出来ています。ダウン率の低さは、そのまま保温力の低下につながります。しっかりと保温性を確保するためには、ダウン率90%を満たさない羽毛布団を選ぶことはおすすめしません。

ダックダウンである

ダウンが採れる水鳥のランク上から順にこのようになっています。

  1. マザーグースダウン(ホワイト・シルバー)
  2. グースダウン(ホワイト・シルバー)
  3. マザーダックダウン(ホワイト・シルバー)
  4. ダックダウン(ホワイト・シルバー)

参考 ホワイトとシルバーは羽毛の色のことで、品質に違いはありません。

ランクは、そのままダウンの保温力に比例します。

マザーグースダウンは理想ですがグースダウン以上であれば問題なし。予算が厳しい方は、(3)マザーダックダウンでもやむを得ないかも知れませんが、(4)ダックダウンはあまりおすすめではありません。

京都西川ならおすすめは「ローズ羽毛ふとん」

ここまでお伝えした注意点をもった京都西川の羽毛布団は実際に存在します。よく、メーカーが京都西川なのですが、こんなに安い(大体2万円弱くらい)羽毛布団なのですが大丈夫でしょうか?と心配される方がいます。

そのような価格の場合、おそらく上記で記載した注意点のどれかにあてはまっている場合が多いでしょう。(もしかしたら全部の場合あります。)

京都西川はとてもおすすめの羽毛布団メーカーの1つです。
しかし、すべての羽毛布団がおすすめではないということも忘れないでいてください。

では、これまでご紹介してきた羽毛布団とローズ羽毛ふとんでは、何が違うのでしょうか。
簡単にまとめると、ローズ羽毛ふとんはこんなところが優れています。

ローズ羽毛ふとんはここがスゴイ
  • 安心の日本製
  • 業界基準2倍の洗浄度(1000mm)
  • ダウンパワーは400dp以上
  • ダウン率90%以上
  • 羽毛はグース以上から採取
  • 当サイトおすすめのローズ羽毛ふとん

    さらに詳しいお話は、下記の記事にてご紹介しております。
    よろしければご覧になられてみてください。

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