これまで、西川の健康敷き布団として ムアツ、ムアツ スリープ スパ、エアーをご紹介してきました。今回は、その西川の健康敷き布団の中でもプレミアム・クラスとなる整圧敷きふとんをご紹介致します。
- 整圧敷きふとん こちらをご紹介します。
- エアー[AiR]
- ムアツふとん
- ムアツ スリープ スパ
整圧敷きふとんとムアツふとん、ムアツ スリープ スパ、エアーの関係
すべて同じプロダクトコンセプトを持つ
当サイトでは何度か西川の健康式敷き布団である整圧敷きふとんとムアツふとん、ムアツ スリープ スパ、エアーの関係をご説明してきましたが、こちらでもあらためて簡単にご紹介させて頂きます。
ふとん表面の凹凸構造により身体を点で支えて血行を妨げない。
これが4商品のプロダクトコンセプトとなっており、その理由はこれら西川の健康敷き布団がムアツを起源として改良されながら生まれてきた商品だからなのです。
商品が開発された順番
ムアツふとん 整圧敷きふとん エアー[AiR] ムアツ スリープ スパ
以上の順番で西川の健康敷き布団は誕生してきました。
西川の健康敷き布団の元祖。1971年に病院向けに床ずれ防止用として開発されました。以来昭和西川を代表する大ヒット商品根強い人気を持っています。ムアツふとんは、健康敷き布団ランクの中でも下位となっていますが、昔から買い替えながらずっと愛用している方がいるほど品質は折り紙付き。人気は根強いものがあります。
ムアツふとんを越える商品として2002年に発売されました。ムアツふとんよりも、「より体への負担を少なく」、そして「より蒸れにくく」改良が加えられました。価格、品質共に西川の健康敷き布団の中でもプレミアムクラスです。
「整圧敷きふとん」の特性を惹き継ぎながら、アスリート・若者向け仕様に改良。商品タイプとして[SI]、[03]、[01]があり、[SI]がシリーズの中でもプレミアムランク、続いて[03]、そして[01]の順番となっています。アスリート愛用というイメージ通り、エアーはその構造上スポート選手や若者、特に男性向けとなっています。ご年配の方や女性、運動を滅多にすることがない方などには、エアーは体に合わない可能性があります。
ムアツふとんのワンランク上をゆく商品として2014年3月より発売が開始されました。マツコデラックスさんも絶賛する寝心地で、ご予算が整圧敷きふとんはちょっと手が届かないという方におすすめです。
当サイトでは上記の商品を以下の3クラスに分けてご紹介しております。
ムアツ スリープ スパ / エアー[03]
ムアツふとん / エアー[01]
整圧敷きふとん と エアー[01]の違いとは?
よく比較されるのが整圧敷きふとんとエアー[SI]です。上記で説明しているとおりエアー・シリーズは整圧敷きふとんの特徴を多く引き継いでいる製品です。エアーは間違いなくアスリート仕様です。
そのため、エアーは整圧敷きふとんに比べてふとんの硬さが硬めとなおり、普段あまり運動をなさらない方にとって、寝づらい商品になってしまう場合がほとんどです。これはたくさんのアスリートを広告塔(三浦知良選手など)として起用してスポーツ選手や若者に向けてアピールしていることからもよく分かります。
ムアツふとんから進化した整圧敷きふとん
上記で説明してきたように、整圧敷きふとんは、ムアツふとんから進化する形で開発そして発売されてきました。
それでは、具体的にどのような点が進化・改良されたのでしょうか?
ムアツを越えるために
整圧敷きふとんは「ムアツふとんを超える商品を開発する」という目標からプロジェクトが立ち上がりました。1971年に発売された当初から高い人気を誇り多くのムアツふとんファンを持つ人気商品だったムアツふとん。名実ともに西川を代表するヒット商品となっていたムアツふとんを越える商品を作るという目標のもと、取りかかったのは大きく分けて以下の2つでした。
よりムレにくくすること。
より体への負担を少なくする
ムアツふとんは、体圧分散効果の高い敷きふとんですが、体圧がかかる突起だけでなく、隣接する突起にも影響を与え、多少ハンモック現象を起こしてしまいます。
そこで表面の凹凸をより多く設け(1890個)、形をタマゴ型からブロック型へ変更。さらにブロックとブロックの間にスリットを入れることで横向き時にでもハンモック現象が起こらず肩や腰への負担が軽減させることに成功。寝姿勢保持と体圧分散効果の両立を実現しています。
よりムレにくく
ムアツふとんにも採用しているウレタンという素材は、汗を吸わないので若干ムレやすくなるという性質がありました。そこで整圧敷きふとんでは、上面にタテにスリット、底面にヨコにスリットを入れることで、機能性だけでなく通気性もアップ。スリットから湿気を逃がすことで、ムレを抑えることが可能になりました。
満を持して、2002年に整圧敷きふとんが発売。しかし発売当初は、、、
ムアツふとんを越えるという難しい目標のもと、長い年月をかけて開発された整圧敷きふとんは2002年に発売されました。
知名度に乏しかったこと、高価格帯であったことなどから発売当初こそ売り上げに苦しみましたが、その品質の高さに魅了されるユーザーが増え続け、高い満足度と多くの評判を呼ぶこと。
そして、発売から2年後の2004年には寝装業界で初めて「PAデザイン賞」を受賞。今や理想的な敷きふとんとして、ゆるぎない地位を確立しています。
参考 PAとはPhysiological Anthrophology(生理人類学)の略。
以下では、整圧敷きふとんのすぐれた5つの特徴と商品のラインナップをご紹介致します。
整圧敷きふとんの5つの特徴
整圧敷きふとんの特徴として以下の5つが挙げられます。
- 整圧敷きふとんの5つの特徴
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- 特徴その1:最先端の特殊立体構造
- 特徴その2:体に自然な寝姿勢を保持
- 特徴その3:体圧分散で血行を妨げにくい
- 特徴その4:仰向け・横向きどちらでも快適
- 特徴その5:湿気がこもらずお手入れ簡単
特徴その1:最先端の特殊立体構造
最先端技術から生まれた特殊構造
中芯はコンピュータ制御の新技術により理想的な特殊立体構造が実現されています。
約1900個もの点で全身を受け止め、圧迫感を緩和。特殊立体構造で沈み込みを調整し、バランスのよい寝姿勢に。
- A層:体の重み(圧力)をソフトに受け止めます。
- B層:受け止めた重さ(圧力)を分散して支えます。
- C層:分散された重さ(圧力)をさらにバランスよく調整。
- D層:体全体をバランスよく受け止めます。
特徴その2:体に自然な寝姿勢を保持
体に自然な寝姿勢が得られます。
ベース部の立体的な構造がカラダの沈み込みを調整し、体に自然な寝姿勢が得られます。特徴は上層部の縦方向のスリットが、 重さが加わると周りまでも引き込み沈んでしまうハンモック現象を緩和し、カラダが独立支持によりしっかりフィットされます。
特徴その3:体圧分散で血行を妨げにくい
高度なクッション機能
クッション性が高く、寝返りがラク。凹凸構造のブロックが、それぞれ独立して身体を保持。そのクッション機能で沈み込みを調整し、しっかりとボディラインにフィットします。
体圧テスターによる圧迫部分の分散の比較
- 整圧敷きふとん:点のボコボコで支え、圧迫を分散。血行妨害を緩和します。
- 一般的な敷きふとん:白い部分に強い圧迫が集中し血行を妨げます。
特徴その4:仰向け・横向きどちらでも快適
体圧を分散。睡眠中の血行を妨げにくい構造です。
上層部の多くの凹凸が体圧を分散し、クッション性を高め血行を妨げにくい構造です。
- 整圧敷きふとん:仰向け・横向きとも、体への圧迫が少ない。
- 一般的な敷きふとん:臀部や肩部への圧迫が大きい。
特徴その5:湿気がこもらずお手入れ簡単
通気性がよく夏快適。多くの空気層で、冬暖か。
ウレタン自体の無数の穴と、上層部とベース部のスリットが互いに交差することにより、湿気や汗などの水分を速やかに発散し、通気性がよく湿気がこもりにくい構造で夏は快適です。冬は、多くの空気層があるため暖かです。
お手入れがラク。
通気性がよいため、部屋に立てかけておくだけでOK。
整圧敷きふとんのラインナップ
ニュートンウレタンフォームの硬さ表示でSI単位(国際表示基準)の事です。
最上級の西川の健康健康敷き布団である整圧敷きふとんを是非一度お試しになられてみてください。