- GIZA(ギザ)45とは
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世界三大綿と呼ばれるの1つであるエジプト綿の中でもギザの種子でできた綿のことで、名前の由来はピラミッドのあるギザ地域からきています。(世界三大綿は、ほかに海東綿、ピマコットンがあります。)
ギザ種の綿は、他にもGIZA70やGIZA88がありますが、これは開発順に付けられた番号です。※以前は1から89まで番号まで付けられていました。
現在残っているのは、GIZA45、GIZA70、GIZA88で中でもGIZA45が最高級とされており年間約650トン、世界綿花生産量の0.001%しか生産されない希少な原綿です。
繊維長がもっとも長いエジプト超長綿
ギザ45は、エジプト超長綿の中でも最も繊維長が長く、かつ繊維1本1本が細く、強度ともに大変優れ、適度な油脂分を含んでいるため、カシミヤのようなやさしい風合いとシルクのような美しい光沢を持っています。さわり心地の良さ、風合いの良さから、ヨーロッパでは新生児用の贈答品に昔からよく使われている素材のようです。
※超長綿とは、繊維1つ1つが35mm以上の綿繊維からできた綿のことで、通常の綿よりもしなやかで、肌合いが柔らかくことが特徴です。
GIZA45はすべてオーガニックコットン
GIZA45は、厳格なオーガニック基準によって栽培されるオーガニックコットンです。
作業はすべて人による手作業
綿の摘み取りはすべて丁寧な手作業で行われ慎重な工程を経ていきます。なかでも、夾雑物(きょうざつぶつ)という不純物を女性たちが手で取り除き、男性たちによって何度も空中に高々と放り投げられる「ファラファラ」という伝統的作業が最高級の風合を生み出しています。
NEF+Co.社が独占契約
現在GIZA45に関する取引はスイスのNEF+Co.社が唯一、エジプト政府と販売契約を結んでおり、その購買および販売を行っています。そして、このNEF+Co.社の管理するGIZA45を100%使用している製品には、本物の証としてシリアルナンバー入りのモノグラムシールが付いています。これは、商品がGIZA45100%であることを証明すると共に、高品質を保証する信頼性も担っています。
ISO9001の認証取得
NEF+Co.と安定した取引を行うことで、トレーサビリティの確保、フェアトレードや生産農民の健康被害の回避、環境負荷の低減など生産性だけではなく、社会貢献性を高めることを可能としており、結果的に最高級の品質管理が可能となっています。
また、このような取り組みにより高品質基準を保証している「ISO9001」の認証を取得しています。