羽毛布団てすごく軽いのになんでそんなに暖かいの?
すでに体験された方はご存知かと思いますがふっくらとしたボリューム感と軽やかな掛け心地は、羽毛布団ならではですよね。
空気を含んだ膨らんだ羽毛は、とっても軽やか。あたらかい空気に包まれているような寝心地を生み出してくれる、羽毛布団の秘密は一体なんなのでしょうか。
今回は、羽毛布団の暖かさの秘密を解説致します。
羽毛布団の心地よさの秘密
その1:あたたかい空気をたっぷり抱え込む「ダウン」
羽毛布団の心地良さの秘密は、軽くて暖かいダウンです。
水鳥の胸部から採れるこのダウンは、ふわふわしたタンポポのような形状で、たっぷり空気を抱え込むことが出来ます。
そして、このダウンが暖かい空気を抱え込むことにより羽毛布団の優れた保温性が生まれるのです。
その2:保温力を最大限に引き出す、キルティング(縫製・仕立て)
掛け布団の保温性には、中綿の羽毛だけではなく布団の構造もとっても重要です。羽毛布団は一般的には、その仕立ての方法にキルティングを用いています。羽毛布団のキルティングは、中身の羽毛の特性を最大限に引き出す縫製といっても過言ではありません。
キルティングの主な役割
キルティングの主な役割としては、
- 羽毛に空気の層を作り保温性を高める
- 体にラインにしっかりとフィットする
- 羽毛の偏りを抑える
などがあります。
キルティングの方法は、いくつか存在しており、それにより暖かさも変化してきます。このあたりは、また別でご紹介させて頂きます。
羽毛布団は、軽量で暖かいと言う寝具として最高の条件を満たしています。これからの寒い時期、あなたの強いミカタになること間違いなしです。
今回は、羽毛布団の暖かさの秘密でした。