家の中でもダニが最も繁殖する場所として言われているのが、寝具、つまりお布団です。
ダニの死骸や、フンなどはハウスダストの大きな要因であり、喘息やアレルギーの原因の1つとして考えられています。
今回は、布団のダニ退治に最も効果的な方法の1つ布団乾燥機についてご紹介致します。
お布団の中がダニ発生の温床なっている3つの理由
- お布団の中は、ダニが好む最適な温度と湿度
- お布団の中は、ダニが好むエサがいっぱい
- お布団の中は、ダニが隠れる場所がたくさん
お布団の中は、ダニが好む最適な温度と湿度
ダニが好む(繁殖しやすくなる)環境は、温度は20~30度、湿度が60%以上と言われていますが、これは私たち人間が布団に入り、また眠っている際に汗をかくことにより適温、適湿な状態を奇しくも作り出してしまっているのです。
お布団の中は、ダニが好むエサがいっぱい
ダニの餌となるのは、人のフケや垢、そして布団の繊維やホコリです。人が直接触れる布団にはダニが好むエサがたくさんあるのです。
お布団の中は、ダニが隠れる場所がたくさん
ダニは、身の安全のため身を隠す場所を好みますが、布団の中は繊維が何重にもなっているため、身を隠し繁殖の場所としてはもってこいの場所なのです。
布団のダニを駆除する方法は?
それでは、お布団のダニはどのように駆除すればいいのでしょうか?
レイコップで吸い込む?
効き目はありません。生きているダニは、布団クリーナーで吸い込めるほど、やわではありません。
答えは、簡単です。ダニが嫌がる環境を作り出してあげればいいのです。
ダニは50度以上、湿度55%以下で死滅してしまいます。
その状況を作り出す事ができるのは、以下のどちらかになります。
- 布団を天日干しにする
- 布団乾燥機
天日干しについては下記の記事にてご紹介していますのでこちらでは布団乾燥機にご紹介致します。
布団乾燥機を使ってダニを駆除する
ダニを死滅させるには50度以上の状況を30分を維持することが必要です。
夏場の熱い時期であれば天日干しにより、そのような状況を作りだす事が可能ですが、日本のように四季がある地域では常に天日干しが出来るとは限りません。
そこでおすすめなのが、布団乾燥機なのです。
布団乾燥機であれば、気温・湿度共にダニが嫌う環境をいつでも簡単に作り出す事ができるので、ダニ退治にはもってこいのアイテムなのです。
ちなみに私のおすすめは、象印のマット・ホース不要布団乾燥機RF-AB20-CAです。こちらは、スマートドライ RF-AA20のニューモデルです。
布団乾燥機業界は、基本的には成熟したマーケットとなっており、価格低下を防ぐため、新機能の追加に関わらず定期的に商品番号などを変更しております。今回の、ニューモデルも特段大きな変化はありませんが、カラーはよりシックに落ち着いた色合いになっています。
下記にてさらに詳しくおすすめのふとん乾燥機をご紹介しています。
さて乾燥機の使用でしっかりダニで死滅させたら、次に行って頂きたいのが、ダニのお掃除です。
ダニに死滅が終わったらしっかりと、布団から吸引してあげる必要があります。
とっても大切なダニ・ホコリの吸引
ダニをしっかりと死滅させたら、最後に行うのは、ダニやその他のハウスダストの吸引です。
この作業がしっかりと行われなければ、布団が衛生的にきれいになったとは言えませんし、またしばらく経つとダニの住処と化してしまいます。
当サイトでは、おすすめの布団掃除機としてレイコップではなく、ダイソンをおすすめしています。
ちなみに布団たたきの使用は布団の中綿の繊維や側生地を痛めてしまうため絶対におすすめしません。
ダイソンがおすすめの理由は、なんと言ってもその吸引力です。レイコップは、布団クリーナーの市場を開拓したパイオニア的存在ではありますが、吸引力や使い勝手に置いて、ダイソンにかなりの差を付けられてしまっている状態です。
これは、ダイソンと比較した際に言えることで既にレイコップをお持ちの方は、そのまま使って頂くことに全く問題はありませんが、もしこれから購入を検討されていらっしゃるようであれば、私はダイソンをおすすめ致します。
お布団のダニやカビを一気に洗い流してしまうお布団のクリーニングもおすすめです。