2022′ おすすめの羽毛布団(ダウン)の産地について

羽毛布団の基礎知識
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羽毛布団の中綿となる羽毛(ダウン)の品質は、産地によって決まるなどというお話をお聞きされたことがあるかと思います。でも、羽毛の産地がどこで、その優劣なんて国の名前を聞いただけでは分かりませんよね。

こちらでは、その羽毛の産地とおすすめをご紹介していきたいと思います。

今年はこれがおすすめ

冬用 シングル 京都西川 ホワイトマザーグースポーランド産 ローズ羽毛ふとん

京都西川 ホワイトマザーグース羽毛布団

総合評価:4.5
  • 97,574円・送料無料
  • ポーランド産
  • サイズ:シングル(150×210cm)
  • 中綿量:1.2kg
  • ふとん de ハッピー
  • 商品番号:uk8092-PM95SL
商品詳細

おすすめ記事 / 冬用羽毛布団の選び方

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羽毛の産地ってどこがあるの?

まず羽毛の産地としてで知られているのが、ポーランド、ハンガリー、ドイツ、フランス、ロシア(シベリア)、チェコ、ルーマニア、イングランド、カナダ、中国、台湾などがあります。

実は、羽毛布団大国日本では羽毛の生産、つまり水鳥に飼育などはしておらず、羽毛は100%輸入に頼っています。

現在、日本に輸入されている羽毛の90%はアジア産だそうです。
伝統的な羽毛生産国として有名なポーランド産は1~2%程度、ハンガリー産は5~6%程度。

アジア産の羽毛の輸入が多いのはなぜか?

その理由は安さです。

羽毛関連の商品は、寒い冬をしのぐためのアイテムとして、もともと日本(もちろん海外でも)で人気がありましたが、最近のファストファッションブーム、特に日本でいうとユニクロなどの影響もあり、高級商品であったダウンがこのところ一般化されてきました。

安価でもダウンが買えるという考えが広まったのです。

商品を安く提供する為には、かかるコストを安くしなければいけません。
そんなときに注目されたのが、中国です。

しかし、安さを追求すればするほど、品質の低下は避けられません。すべての業者がそうだとはいいませんが、品質は後回しに、いかに安く羽毛を作り出すかということ第一に考えている業者もいるということを忘れていけません。

中国の羽毛に詳しいお話はこちら

中国産の羽毛布団ってやっぱり注意が必要?
羽毛の産地として最近知られるようになっている中国。そんな中国産の羽毛と羽毛布団についてのお話です。中国産の羽毛布団はおすすめしません。最近では、品質のよい羽毛を生産している農家もあるようですが、当サイトとしては、やはり中国産はあまりおすすめ...

最近では、動物愛護の観点から、羽毛に対する風当たりも強くなっているのも事実で、その原因が悪徳業者による劣悪な環境での飼育や残虐な羽毛の採取からきていることは間違いありません。

羽毛は、水鳥から採取される天然の素材です。

安さがすべて悪ではないとしても、その安さの裏に隠された真実についてもしっかりと理解する必要があると私は考えています。
(もちろんすべての中国産が悪とはいいませんが。。)

高品質な羽毛を生産する国々

さてそんなアジア産ダウンが台頭するずっと前から、高品質なダウンを作り続けている国々もあります。

それは、ポーランド、ハンガリー、ドイツ、フランス、ロシア(シベリア)、ウクライナ、チェコ、カナダなどです。

ポーランドとハンガリー

羽毛の産地としてまず名前が挙げられるのが、ハンガリーとポーランド。

極寒の地として知られるポーランドとハンガリーは、高品質な羽毛を育てるために、適した地域にあることもさることながら、国家政策として高品質な羽毛を生産するための研究開発が積極的に行われているのです。

特に、ポーランド産のホワイトマザーグースは、ホワイトコウダと呼ばれ、アイダーダックを別とすれば最高品質のダウンとして知られています。

ホワイトコウダについて

このポーランドとハンガリーの恵まれた環境で育てられた水鳥から採取された羽毛は耐久性・弾力性に優れ、羽毛布団にとってとても重要な要素である、かさ高、保温性、風合いのどれをとっても最高品質といわれています。

ウクライナ

ウクライナは、品質の良い羽毛の産地としてロシア、フランスなどと共にに最近注目されるようになってきました。

恵まれた環境で育った水鳥から採れるダウンは、ポーランドやハンガリーに負けない保温性を持ちます。

ロシア(シベリア)

寒さの厳しい国ロシア、シベリアも有名な羽毛の産地です。特に、シベリアではアルタイ地方の羽毛が有名で、冬になるとマイナス40度にも達する厳寒の地でもあります。

その様な環境からで育った水鳥からは保温性に飛んだ良質の羽毛を採ることができます。

ドイツ

ヨーロッパ一番の経済大国と知られるドイツ。一部の地域では、ポーランドよりも北に位置しているなど、水鳥の飼育にとても適しておりポーランド・ハンガリー産に負けず劣らずの品質を誇ります。

また、ドイツでは羽毛の加工や製品化が盛んな羽毛製品生産国としても知られており世界各国に輸出しています。

フランス

寒暖差の厳しい気象条件の中、長期に大切に飼育される水鳥の羽毛はとくに大きく成熟しており、優れた暖かさ持ちます。

恵まれた気候と伝統ある飼育法により、独特の優れた保温性と資質を持ち、世界的に人気があります。

チェコ

森と湖の国チェコ。
現在では羽毛の生産は多くはありませんが、広々とした丘陸地を囲む美しい山々と湖、さらに年間を通じ、寒暖差が激しい大陸性気候から育った水鳥の羽毛は、優れた暖かさを持ちます。

カナダ

ヨーロッパと並んで有名な羽毛の産地でもあります。冬季は厳寒の地になり、その厳しい環境の中で育つ羽毛は、かさ高、保温性が優れており良質な羽毛と言えます。

一般的に高品質な羽毛の生産国として上記の国々があります。
ご参考にされてみてください。

当サイトおすすめの”冬用”羽毛布団はこちら

現在、当サイトでは下記4カ国からの商品をご紹介しております。

ポーランド産 ハンガリー産 ウクライナ産 ロシア産

シングル セミダブル ダブル クイーン キング

西川すべて 西川産業(東京西川) 京都西川 西川リビング 山甚物産 ロマンス小杉

3万〜5万円 5万〜10万円 10万〜20万円以上

季節よって使い分ける4種類の羽毛布団

以下の記事では、季節によって使う分けることができる4種類の羽毛布団についてご紹介しています。

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